洗濯かごをやめたら快適に!収納の悩みを解決するアイデア

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洗濯かごをやめたい、そう考えたことはありませんか。

洗面所のスペースを圧迫する大きな洗濯かごは、置き場所ない問題の悩みの種です。特にミニマリストを目指す方にとっては、手放したいアイテムの一つかもしれません。

では、そもそも洗濯カゴは必要なのでしょうか。洗濯カゴのメリット・デメリットを整理しつつ、もし手放した場合、洗濯物 洗うまでの保管はどうすればよいのか、具体的な工夫が求められます。

例えば、ランドリーバスケットを吊るす、あるいは100均のグッズを使って浮かせる収納を実現する方法があります。

また、人気の無印のランドリーバスケットを代替品として活用するのも一つの手です。

中には、洗濯機を洗濯カゴ代わりにと考える方もいるかもしれませんが、そこには注意すべき点が存在します。

この記事では、洗濯かごをやめた後の暮らしを快適にするための、具体的な方法とアイデアを詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 洗濯かごをやめるメリットとデメリット
  • 洗濯かごがない場合の洗濯物の保管方法
  • 省スペースを実現する代替品の選び方
  • 浮かせる収納や吊るす収納の具体的なアイデア
目次

洗濯かごをやめた人たちのリアルな声

  • そもそも洗濯カゴは必要?
  • 洗濯カゴのメリット・デメリット
  • 洗濯物洗うまでの保管はどうすればいい?
  • 洗濯機を洗濯カゴ代わりにするのはNG?
  • ミニマリストに学ぶ持たない暮らし

そもそも洗濯カゴは必要?

洗濯は「洗う・干す・畳む・しまう」という一連の工程から成り立っています。

この中で洗濯かごは、脱いだ服を集めたり、洗い終わった洗濯物を干す場所まで運んだりする際に使われることが一般的です。

しかし、生活スタイルによっては、必ずしも洗濯かごが必要とは限りません。

例えば、ドラム式洗濯乾燥機で乾燥まで一貫して行うご家庭では、洗い終わった洗濯物を干すために運ぶ工程がなくなります。

乾いた衣類を直接クローゼットへ運ぶのであれば、大きなかごは不要になる可能性があります。

また、洗濯機と物干しスペースが非常に近い場合も、洗濯機から直接洗濯物を取り出して干すことができ、かごの必要性は低くなるでしょう。

言ってしまえば、洗濯かごは「洗濯物を一時的に入れておく」「まとめて運ぶ」という二つの役割を担っています。

この役割を他のアイテムで代用したり、そもそも工程自体をなくしたりすることができれば、洗濯かごがなくても問題なく生活できるのです。

自身の洗濯動線やライフスタイルを一度見直してみることが、洗濯かごを手放す第一歩となります。

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洗濯カゴのメリット・デメリット

洗濯かごを手放すかどうかを判断する上で、まずはそのメリットとデメリットを客観的に比較検討することが大切です。

長年当たり前に使ってきたアイテムだからこそ、利点と欠点を整理すると、自分の暮らしに本当に必要かが見えてきます。

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項目メリットデメリット
衛生面・脱いだ衣類を床に置かず清潔に保てる
・通気性の良いものなら雑菌の繁殖を抑制
・かご自体が汚れや湿気で不衛生になりがち
・定期的な手入れや掃除が必要になる
効率性・洗濯物をまとめて楽に運べる
・種類別に分別するかごを用意すれば仕分けが楽
・洗濯物を干す際にかがむ必要があり腰に負担
・使用しない時も収納スペースを占有
収納・見た目・洗濯物を一時的に隠し生活感を軽減・デザインや素材によっては生活感が出やすい
・狭い洗面所や脱衣所では大きな圧迫感
コスト・安価なものからデザイン性の高いものまで選択肢が豊富・家族の人数や分別用に複数揃えるとコストがかかる

このように、洗濯かごには洗濯動線をスムーズにし、衛生を保つという利点があります。

一方で、それ自体が場所を取り、掃除の手間を増やすという側面も持ち合わせています。これらの点を踏まえ、ご自身の生活においてどちらの側面がより大きく影響するかを考えてみましょう。

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洗濯物洗うまでの保管はどうすればいい?

洗濯かごをやめた場合、多くの方が最初に悩むのが「洗う前の洗濯物をどこに保管するか」という問題です。

脱いだ衣類をそのまま床に置いておくのは衛生的にも見た目にも好ましくありません。

洗濯機の中での直接保管は避ける

手っ取り早い方法として、洗濯物を直接洗濯槽に入れて保管する方がいますが、これは避けるべきです。

洗濯槽の中は湿気がこもりやすく、衣類に残った皮脂や汗と結びつくことで雑菌が繁殖する絶好の環境となります。

特に「モラクセラ菌」などの雑菌は、一度繁殖すると洗濯しても落ちにくい嫌な生乾き臭の原因になります。

また、雑菌だけでなくカビが洗濯槽自体に発生するリスクも高まり、結果的にすべての洗濯物に臭いや汚れが移ってしまう事態になりかねません。

通気性の良いランドリーバッグやバスケットを活用

洗うまでの洗濯物を保管するには、通気性の良い代替品を利用するのが最も効果的です。

例えば、メッシュ素材のランドリーバッグや、側面が大きく開いたワイヤーバスケットなどが考えられます。

重要なのは、湿気を溜め込まないことです。

これらの代替品を、なるべく風通しの良い場所に置いて使用します。特に濡れたタオルや汗をかいた衣類は、他の洗濯物と分けて一時的に干しておくか、すぐに洗濯するのが理想的です。

洗濯物を溜め込みすぎず、2~3日に一度は洗濯するサイクルを保つことも、雑菌の繁殖を防ぐ上で大切になります。

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洗濯機を洗濯カゴ代わりにするのはNG?

前述の通り、洗う前の洗濯物を洗濯槽に直接入れておくことは推奨されません。

ここでは、なぜそれが良くないのか、さらに詳しく理由を解説します。

主な理由は、湿気による雑菌とカビの繁殖です。

洗濯後の洗濯槽は、目には見えなくても水分が残っており、非常に湿度が高い状態にあります。

汗や皮脂といった栄養分が付着した汚れた衣類を投入すると、雑菌やカビにとっては理想的な繁殖環境が整ってしまいます。

数時間であれば問題ないように感じるかもしれませんが、特に夏場や梅雨の時期は、わずかな時間でも菌の増殖スピードは格段に上がります。

一度、洗濯槽の裏側などにカビが根付いてしまうと、市販のクリーナーで掃除しても完全に取り除くのは難しくなる場合があります。

また、洗濯槽で繁殖した雑菌やカビは、洗濯のたびに衣類に付着します。

これが、きれいに洗ったはずのタオルから嫌な臭いがしたり、黒いカスのようなものが付着したりする原因です。

つまり、洗濯機を保管場所として使うことは、洗濯機そのものの寿命を縮め、洗濯という本来の目的さえも損なう行為につながる可能性があるのです。

洗濯物は洗う直前に投入する、という習慣を徹底することが、衣類と洗濯機の両方を清潔に保つための鍵となります。

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ミニマリストに学ぶ持たない暮らし

ミニマリストとは、自分にとって本当に必要なものだけで暮らす人々のことです。彼らが洗濯かごを持たない選択をする背景には、単にスペースを節約する以上の哲学があります。

ミニマリストは、一つのものが持つ役割を多角的に捉え、兼用できるものを選ぶ傾向があります。

例えば、洗濯かごの代わりに、大きめの洗濯ネットや、旅行にも持っていける折りたたみ式のランドリーバッグを使用します。

これらは使用しないときには小さく畳んで収納できるため、空間を圧迫しません。

また、モノを減らすことで、掃除がしやすくなるという物理的なメリットも生まれます。

床に置かれるものが一つ減るだけで、掃除機をかける手間は格段に軽減され、ホコリが溜まる場所もなくなります。

このように、常に清潔な空間を維持しやすくなるのです。

さらに、視界に入る情報量が減ることで、精神的なスッキリ感や快適さが得られると考える人も少なくありません。

洗濯かごという「当たり前」の存在を疑い、なくしてみることは、暮らし全体を見直し、よりシンプルで質の高い生活スタイルを模索するきっかけにもなります。

必ずしも専用品にこだわる必要はなく、「これで代用できないか」と考える視点が、持たない暮らしへの第一歩と言えるでしょう。

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洗濯かごをやめた後の賢い収納アイデア

  • 置き場所ない悩みを解決する工夫
  • 浮かせる収納は100均グッズで実現
  • 無印のランドリーバスケットが人気
  • ランドリーバスケットを吊るす収納術
  • 洗濯かごをやめた暮らしで快適な毎日を

置き場所ない悩みを解決する工夫

洗濯かごをやめたとしても、代わりになるランドリーバッグやバスケットの置き場所がなければ問題は解決しません。ここでは、狭い洗面所でもスペースを生み出すための具体的な工夫を紹介します。

鍵となるのは、デッドスペースの活用です。

多くの家庭で見過ごされがちなのが、洗濯機の上部や側面、そして壁面です。

洗濯機上のスペース活用

洗濯機の上に直接棚がない場合でも、突っ張り式のラックや棚を設置することで、新たな収納スペースを生み出せます。

ここにランドリーバッグを置けば、床がすっきりするだけでなく、洗濯物を洗濯機に入れる際の腰の負担も軽減できます。

突っ張り棒を2本平行に設置し、その上にバスケットを置くというアイデアも有効です。

壁面の活用

壁に直接取り付けられるフックや、穴を開けずに設置できる粘着フックなどを利用して、ランドリーバッグを「吊るす」収納もおすすめです。これにより、床面積を一切使うことなく収納場所を確保できます。

隙間の活用

洗濯機と壁の間のわずかな隙間も、スリムなキャスター付きワゴンなどを活用すれば立派な収納スペースに変わります。

折りたたみ式のランドリーバッグであれば、使わないときは畳んでこの隙間に収納することも可能です。

このように、視点を変えて空間を見渡せば、置き場所ないという悩みは様々な工夫で解決できる可能性があります。

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浮かせる収納は100均グッズで実現

床に物を置かない「浮かせる収納」は、掃除を楽にし、空間を広く見せる効果があるため非常に人気があります。

この浮かせる収納は、100円ショップで手に入るアイテムを活用することで、誰でも手軽に試すことが可能です。

例えば、ダイソーなどで販売されている「折り畳み式ランドリーバスケット」は、持ち手部分にフックを掛けられる穴が空いている製品があります。

これを活用し、洗濯機の側面に強力なマグネットフックを取り付ければ、簡単にバスケットを浮かせて設置できます。使わない時は折り畳めるため、スペースを取りません。

また、シンプルなメッシュバッグやエコバッグをランドリーバッグの代わりとして使うのも良い方法です。

これらをS字フックでタオルバーや突っ張り棒に引っ掛けておけば、即席のランドリースペースが完成します。

100均のワイヤーネットを壁に取り付け、専用のフックやカゴを組み合わせる方法もあります。カゴを複数設置すれば、洗濯物の分別にも対応できるでしょう。

コストをかけずに始められるのが100均グッズの大きな魅力です。

まずは試してみて、自分の生活スタイルに合った浮かせる収納の形を見つけていくのがおすすめです。高価な収納家具を購入する前に、手軽な方法でシミュレーションしてみましょう。

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無印のランドリーバスケットが人気

洗濯かごの代替品として、シンプルで機能的なデザインが人気の無印良品を選ぶ方も多くいます。

無印良品のランドリー関連商品は、様々な生活スタイルに対応できるラインナップが魅力です。

ナイロンメッシュランドリーバッグ

出典:株式会社 良品計画

通気性に優れたナイロンメッシュ素材のバッグです。

湿気がこもりにくいため、洗う前の洗濯物を入れておくのに適しています。非常に軽量で、持ち手がついているため持ち運びも簡単です。

使わないときは薄く折り畳めるので、収納場所に困りません。また、素材が柔らかいため、フックなどに吊るして「浮かせる収納」にするのにも向いています。

ポリエチレンシートランドリーバッグ

出典:株式会社 良品計画

ハリのあるポリエチレンシート製で、中身が空でもしっかりと自立するのが特徴です。内側はコーティングされており、濡れた洗濯物を入れても水気が染み出しにくくなっています。

口の部分を折り返すことで高さを調節でき、洗濯物の量に応じて大きさを変えられる点も便利です。布団などの大物をコインランドリーへ運ぶ際にも重宝します。

これらの製品は、どちらも無印良品らしい白やグレーを基調としたシンプルなデザインで、どんなインテリアにも馴染みやすいのが利点です。機能性とデザイン性を両立したいと考える方にとって、有力な選択肢となるでしょう。

ランドリーバスケットを吊るす収納術

床のスペースを確保するための最終手段とも言えるのが、「吊るす収納」です。

ランドリーバスケットやバッグを壁やラックに吊るすことで、床は完全にフリーになり、掃除のしやすさや見た目のスッキリ感は格段に向上します。

最も簡単な方法は、壁にフックを取り付けることです。

無印良品の「壁に付けられる家具・フック」のように、石膏ボードの壁にも簡単に取り付けられる製品があります。

フックの耐荷重を確認し、洗濯物を入れた状態の重さに耐えられるものを選びましょう。

フックを2つ使ってバッグの両端を掛ければ、安定感が増し、口が広がって洗濯物を入れやすくなります。

また、既存のタオルバーや、洗濯機ラックのフレームにS字フックを掛けて吊るす方法もあります。この方法なら壁に傷をつける心配もありません。

吊るす収納に適しているのは、布製やメッシュ製で持ち手が付いている、あるいはフックを掛けやすい形状のランドリーバッグです。

プラスチック製の硬いカゴは吊るすのが難しい場合が多いため、代替品を選ぶ際には「吊るせるかどうか」という視点も加えると良いでしょう。

子どもでも手が届く高さに設置すれば、家族みんなが自分で脱いだ服を入れる習慣づけにも繋がります。

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まとめ|洗濯かごをやめた暮らしで快適な毎日を

記事のポイントをまとめます。

  • 洗濯かごをやめると洗面所や脱衣所が広くなる
  • 床に物がないため掃除が楽になる
  • 「当たり前」を見直すことで暮らしが快適になる
  • 洗濯かごの代替品はランドリーバッグが主流
  • ランドリーバッグは「折りたたみ式」や「自立式」が人気
  • 通気性を重視するならメッシュ素材がおすすめ
  • 無印良品のランドリーバッグはシンプルで機能的
  • 収納方法の基本は「浮かせる」または「吊るす」
  • 浮かせる収納は100均のフックやマグネットで実現可能
  • 壁付けフックを使えばデッドスペースを有効活用できる
  • 洗濯機の上に突っ張り棚を設置するのも一つの手
  • 洗う前の洗濯物を洗濯槽に直接入れるのは避ける
  • 洗濯槽の湿気は雑菌やカビの原因になる
  • ミニマリストは兼用できるアイテムを選ぶ
  • 自分の洗濯動線に合った方法を見つけることが大切
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